昨日報道された、台風26号の被害の報告に驚かされました。
西条には秋晴れと歓喜を運んできた台風でしたが、各地には容易にはぬぐえない爪痕を残しました。
特に、伊豆大島では土砂災害で十数名の方が亡くなり、いまだ消息が不明の方が四十人余りおられるとのことです。
亡くなられた方の死を悼むとともに、残されたご遺族に慰めがあることを心からお祈りいたします。
今年はこれまでなかったような自然災害が多かったように思います。
竜巻や突風被害はその例でしょう。
お客さんや仲間内で話していても、何かが変わっている、何か変だという話題になります。
本当にそう思います。
そして、毎年そう話しているような気がします。
もし年々、「何かが変だ」が積み重なっていくと、どうなってしまうのでしょう。
火山灰が堆積した土壌が人々を襲ったように、積もり積もった「何か変」が私たちの社会や生活を流し去らないよう祈ります。
そして、「変な」中でも、人間本来の姿、自然のあるべき姿、人の体の本来の姿を保てるよう、今の自分にできることを静かに考えたいと思います。