こんにちは。ちからです。(こっちの方がいいという人がおられたので、これでいきます)
一昨日、長く伸びたダイちゃんの爪切りを決行しました。
決行するというくらいの固い決意がこちらには必要です。
というのは、ダイちゃんは爪切り大嫌いだからです。
私が隣の部屋に爪切りをとりに行くだけで、自分の身に何が起こるかをまさに動物的な感で察知し、部屋の隅や机の下にうずくまります。
膝に抱えて左手と肘で頭と腰を押さえ、足を、動きやすい方向に向けて裏返し、肉球が上を向くようにします。
この時、ワンコが不自由な姿勢(曲がらない方向に無理やり足を曲げていたり)だと、苦痛でかわいそうです。
ダイちゃんはどんな姿勢でも爪切りが嫌いなので力いっぱい抵抗します。
ここは、私と彼との親子の関係(?)を超えた壮絶な戦いです。
でも、たいていは数分以内にダイちゃんは60パーセントくらいあきらめて、いやいや切らせます。
でも、時々、血管も切ってしまうので、その時は「キャイーン!」と一吠えして再び抵抗。
流血騒動になりますが、大したことはないんです。
大げさな奴、と思いつつもちょっと心配。
止血剤があればそれをを塗ってやればすぐ止まりますが、ダイちゃんはたくましいので自分でペロペロしてます。
でも、今回は妻がかわいそうに思って、お湯を洗面器に張り、ラベンダーオイルを垂らした中に足先をつけてやって温浴、フットバスです。
ダイちゃんは気持ちよかったのかどうか分かりませんが、傷には良いはず。そして、肉球にも。
しばらくは私を恨めしそうに横目で眺めながら、当てつけがましくペロペロしていましたが、寝るときはいつものようにすり寄ってきます。
「爪が伸びてると、危ないからね。切ってもらってよかったね。」と妻が真顔で諭しています。
「本当だよ、ダイちゃん。」
「ハイ! でもやっぱり怖い」