この時期、脚がむくむといわれるお客さんが多いように思います。
これも夏の疲れでしょうか。
前回と、前々回で、むくみの原因や解消法についてお知らせしましたが、今回は、家庭でできるケアのいくつかをお知らせします。
足湯
通常の足湯よりもお湯の深さを少し深めにしたほうが効果があります。くるぶしより少し上まで浸かれるといいですね。
バケツか洗面器に42℃のお湯を張り、両足を10-20分浸けておきます。(あまりぬるいと逆に体によくありません。42℃を下回らない温度管理は大切です。)
時間は自分で調整すれば良いと思いますが、体全体が温かくなってうっすら汗ばんでくるようだとOK.
途中でお湯の温度が冷えた時に差し湯ができるように、そばにやかんに入れた熱いお湯を置いておくとよいでしょう。
使っている間(30分くらいしないと体が温まらないこともあります)、ハーブティーを飲んだり、好みのアロマオイルで芳香浴したりすると、なお効果的です。
お湯の水圧と暖かさで静脈の流れを改善し、症状が楽になります。
足湯をしながら足の指を開いたり閉じたりして運動すると効果が上がります。
足枕
就寝時など横になるときに、足にクッションを置いて足を身体よりも少し高い位置にすると、重力によりリンパ液が足先から体に戻りやすくなるので、むくみの解消に効果があります。
運動
長時間同じ姿勢でいたり、デスクワークを行ったりした場合は、合間に軽い屈伸運動などをし、固まった筋肉をほぐすようにしましょう。
定期的なウォーキングをしたり、底にイボイボがついた健康サンダルを習慣的にはいたり、昔からの健康法である「青竹踏み」も効果的です。
押圧
①足裏を押す
両手で足裏を包み込むようにして、親指を使って足裏全体を押します。(右左各10秒)
②足の甲を押す
足裏と同じく、甲側もまんべんなく押していきます。(右左各10秒)
③足指をもむ
両指全体を1本ずつもんでいきます。(各10秒)
④ふくらはぎをさする
足首からひざの裏まで、左右の手を交互に使いさすりあげてください(各15秒)
⑤太ももをさする
太ももの内側を、ひざから足の付け根に向かって、左右の手で交互にさすってください。
その後、太ももの外側も同じようにしましょう。(各15秒)
整体によるむくみ解消
当店では足のむくみの悩みを抱えるお客様に適切な施術を行い、症状を改善するよう取り組んでいます。
足のむくみは腰の状態、内臓機能の低下、骨盤のずれ、自律神経のバランスの崩れなど多くの要素が関係していることがほとんどです。
それで、単に足だけをもむのではなく、主に腰から下の筋肉、骨格、神経、血行の調整を行い、体全体としてむくみを解消できる自己治癒力を引き出す施術を行います。
むくみに限らず、夜中にふくらはぎがつるというお客さまも多いですが、この場合も同様の調整をすることで、個人差はありますが比較的早期に改善が見られます。
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