暑さもようやく陰りを見せ始め、すごしやすい季節の予感を感じます。
しかし、この時期から夏に受けた影響が体のあちこちに現れ始めますので、ご注意を!
その一つが、四十肩、五十肩。
昨日まで何ともなかったのに、突然肩の痛みに襲われた、という経験はありませんか?
痛みのために肩を動かせなくなることも少なくありません。
この症状は、四十代、五十代の人がかかりやすいものと思っていませんか?
近年、若い世代を含め、夏の終わりのこの時期に発症することが増えています。
なぜ、この時期なのでしょうか?理由には次のようなものがあります。
①夏の薄着、エアコンの冷房で肩が冷えやすい環境におかれる。→肩関節周辺の血管や筋肉が収縮する。→肩が滑らかに動かなくなる
②夏場、暑くて体を動かす時間が減少する→肩を動かすことが少なくなると、肩関節が固くなってしまう。→肩が滑らかに動かなくなる
こうした状態で急に無理な動作をすると炎症を起こし、痛みに襲われます。
症状がひどいと、ある角度から上には腕が上がらなくなったり、夜寝ていてもうずくような肩の痛みで目が覚めたりして、生活の質の低下を招きます。
こうした辛い事態を招かないために、自覚症状がなくても、肩を冷やさないようにする、日頃から肩、腕、背中の関節や筋肉を柔軟にし、肩甲骨も動かすよう意識しましょう。
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